NISA(少額投資非課税制度)は活用すべき?

NISAのCMや広告をよく見かけます。証券業協会は剛力彩芽さんをイメージキャラクターに採用していますね。銀行に行ってもポスターがでかでかと貼っていました。

FXはNISA口座で非課税になる投資対象ではないので、FXトレーダーにとっては関係ありません。

ただ、FX以外に株や投資信託でも運用している人は、「NISAって良いのか?」と気になっているんじゃないかと。

そもそもNISA(ニーサ)って何?

NISAとは、少額投資非課税制度のこと。NISA口座で購入した上場株式や投資信託などの利益が非課税になります。

年間で100万円まで、5年間で合計500万円まで、非課税となる投資をおこなうことが可能です。

NISAは、来年1月から導入されます。同じタイミングで証券税制の軽減税率が廃止されて税率が20%になるので、よけい注目されているのかもしれませんね。

ただ、内容的には今投資をおこなっている人にとっては、すごいメリットがある印象は受けません。

制限がいろいろと多い制度

メリットは利益が非課税になることです。一方で、デメリットとではないものの、いろいろと制限、制約の多い制度という印象を受けます。特に、使いづらいんじゃないかと感じるのは、以下3つ。

1. 1人1口座しか作れない

NISA口座は、1人1口座しか作れません。しかも、口座を別の金融機関に変更することもできません。作るなら、よくよく比較検討する必要がありますね。

2. 他の口座との損益通算、損失繰越ができない

現在保有している銘柄を移管することができませんし、他の口座との損益通算、損失繰越も不可能です。他の口座で利益が出て、NISA口座で損失が出た場合は、NISA以外で一本化しておいたほうが税金が少ないということに。

3. 年間100万円はあくまでも新規購入代金

年間100万円の枠は投資枠ではありません。あくまでも、新規の購入代金です。つまり、100万円分上場株式銘柄を購入、決済すると、その年は追加での取引をすることはできなくなります。

投資経験がFXだけの人は試しても良いかも

現時点で株式投資などNISAの対象となる金融商品で運用している人は、NISA口座を作るメリットはあまりないのかなと思います。

少額投資非課税制度と言うとおり、非課税枠も決して大きいとは言えませんし、損益通算、損失繰越ができないのは大きなデメリットですからね。

じゃあ、どういう人向けなのかというと、投資未経験で、ちょっと試してみようと考えている人でしょう。そもそも未経験者が投資をはじめるきっかけにするということが、NISA導入の目的にもなっていると思いますし。

ですから、基本FXには無関係なんですが、今のところFXしかしていない人で、これから上場株式や投資信託、REITなどの取引をやってみたい、と考えている人はNISA口座を作ってみても良いのかもしれませんね。

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