FX各社のリピート系発注機能

FXリピート系発注機能といえば、マネースクウェア・ジャパンの「リピートイフダン®」「トラップリピートイフダン®」が有名。2007年に導入と8年前からあるサービスですが、ここ1年ほどで提供するFX業者が増えてきました。

スプレッドが広い&取引手数料がかかるマネースクウェア・ジャパンが、トラリピ提供開始後に取引口座数が10倍以上、預かり資産が3倍以上伸びています。有用な機能と考えて運用に使っている人が多いんでしょうね。

自動売買はミラートレーダーという同じシステムを使っているFX業者が多いですが、リピート系発注機能はマネースクウェア・ジャパンが特許を取得していることもあり、各社仕様が異なります。はじめてみようと考えている方は、各社のサービス内容をしっかりと確認して選ぶようにしましょう。

リピート系発注機能とは

リピート系発注機能とは、繰り返しIFD(If Done)注文を発注する機能のこと。

手動でIFD注文をおこなうと、一度設定した注文が約定するとその注文はなくなります。これはIFD注文にかぎらず指値注文はすべてそうですね。あらかじめ複数のIFD注文を設定しておいても、すべてが一度に約定して、注文がなくなります。

リピート系発注機能の場合は、1つのIFD注文が約定して、そのポジションが決済されると再び同じIFD注文が設定されます。

メリット

最初に設定してしまえば、自動で売買するのでチャンスを逃しません

リピート系発注機能のメリットを最大限に発揮できるのはボックス相場です。想定レンジで推移するかぎり、新規→利食いが繰り返されます。これを手動でやろうと思ったら、「利食いでポジションなくなったからまたIFD設定しないと」の繰り返し。……大変ですよね。

また、リピート系発注機能を使う場合、レートが動くレンジを予測して、想定レンジの中で注文を設定します。ここから上がるか下がるかの短期的な値動きを予測する必要はありません

120円の時に121円に上昇するか119円に下落かを分析して予測するのではなく、119~123円のレンジで推移するだろうなという予測で良いのです。

値動きを線ではなく面で捉えておけば良いので、短期の値動きを予測するよりは難易度が低いです。

デメリット

想定レンジを外れて逆方向に相場が進んでしまうと、含み損を抱えてしまいます。損切りを設定していた場合は損失が確定します。

リピート系発注機能を使ってトレードするにしても相場の予測は必要です。短期的な上がり下がりを予測する必要はありませんが、レンジを予測する必要はあります。

また、自動で繰り返すという機能を発揮しないケースがあります。強いトレンド相場や動きが極端に乏しい相場です。

強いトレンド相場では繰り返しIFD注文を発注することなく、想定していたレンジを抜けていきます。ポジションと同じ方向なら利益が出るぶんまだ良いですが、逆の場合は単にマイナスのポジションができあがるだけです。

動きが極端に乏しい相場でも同じですね。利食いしてはじめてIFD注文が再設定されるので、利食い幅まで届かない値動きでは想定どおりの値動きだとしても、含み益が変動するだけ。

例えば、利食いを1円幅で設定していて70銭幅で相場が上下しているとか。普通にあり得ますよね。

FX各社のリピート系発注機能

リピート系発注機能を提供している主だった6社のサービスをご紹介。

マネースクウェア・ジャパン「トラップリピートイフダン®」

リピート系発注機能の元祖。トラップリピートイフダン(トラリピ)は特許を取得しています。

トラリピの注文画面

想定レンジと設定するIFD注文の本数、1つの取引数量、利益幅、(損切りレート)を設定します。設定が簡単なのが特長です。

インヴァスト証券「トライオートFX」

インヴァスト証券の「トライオートFX」はリピート系発注機能も使えるスペックの高いトレード口座です。米ドル円スプ0.3銭原則固定、ユーロ円0.5銭原則固定など最狭レベルのスプレッド。

リピート系発注機能を組み合わせた「仕掛け」と呼ばれる自動売買プログラムを選択して運用もできます。

インヴァスト証券の公式サイトへ

外為オンライン「iサイクル注文」

外為オンラインの「iサイクル注文」は買いか売りかとこの注文方法を使ったトレードに使用する資産を設定します。

「iサイクル注文」は細かい注文の設定ができないので、他のリピート系発注機能に比べると自由度が低いです。初めてリピート系発注機能を試すのであれば、他社のツールを試したほうが良いでしょう。

FXブロードネット「トラッキングトレード」

外為オンラインの「iサイクル注文」のライセンス供与を受けているので仕様は「iサイクル注文」と同じです。

米ドル円のスプレッドが0.3銭原則固定なので、米ドル円メインでトレードしている人はFXブロードネットがおすすめ。

アイネットFX「ループ・イフダン」

アイネットFXも外為オンラインの「iサイクル注文」と同じ仕様です。

ライブスター証券「iサイクル注文」

ライブスター証券も同じく。名称も外為オンラインと同じ「iサイクル注文」です。

ライブスター証券は安定してスワップ金利が高いFX業者なので、スワップ狙いも絡めた運用を考えているのであれば一番良いと思います。ただ、「スワップポイントがもらえるからクロス円買いで」という先入観は持たないようにしましょう。

YJFX!「リピートトレール注文」

YJFX!の「リピートトレール注文」は他社のリピート系発注機能とはちょっと違います

他は買いだったら買い、売りだったら売りと一方向に複数の注文を設定しますが、リピートトレール注文はドテンします。買いポジションを利食いしたらそのまま売りの新規ポジションを持つ。売りポジションを利食いしたらドテンして再び買いポジションという感じです。

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