テクニカル派でも為替情報を収集することは大切

金融市場は、米国やユーロ圏の経済指標やイベントで大きく動くことが多いです。

米雇用統計のような注目度の高い経済指標だけでなく、要人発言や株式市場、債券市場など、為替が動く要因は様々。

ファンダメンタル要因で相場が大きく、急激に変動することが多々あるので、テクニカル分析でトレードしている人も為替情報をしっかりと収集しておくことは大切だと思います。

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テクニカル派でも為替情報のチェックが大切な理由

ニュースや経済指標をきっかけとして、相場が大きく動いたり、急変したりすることが多いです。サブプライム危機やリーマン・ショック、ギリシャ危機など、振り返ってみると何かしら名前が付いていますよね。

最高値・最安値を更新したとか、長期トレンドラインを割ったとかテクニカル要因で勢いが加速することはありますが、最初の動きがファンダメンタル要因に起因しています。でも、テクニカル分析でこのきっかけを見つけることは難しいと思います。

動きの初期状態を見つけて大きく利益を出すということが目的であれば、為替情報をチェックする必要はありません。テクニカル分析でトレンドの発生を確認、チャンスを伺ってエントリーしたほうが確実性が高いので、テクニカル分析だけでトレードしたほうが良いでしょう。

でも、逆の場合はどうでしょう? テクニカル分析で確実性が高いと考えてエントリーした直後に突発的なニュースで相場が急変、大きな損失に……。突発的なニュースはテクニカル分析で事前に察知することはできません

ですから、リスク回避という点で、テクニカル分析を補うために為替情報をチェックすることが重要だと思います。

マーケットニュースで全体を把握

FX業者が配信しているリアルタイムのマーケットニュースは、口座開設すれば無料で利用できます。現在どういった材料で相場が動いているのか、大まかな相場の流れを把握するにはマーケットニュースで十分です。

マーケットニュースの内容は、「○○を受けて米ドル円は上昇しました」のような相場が動いた材料や「米国5月非農業部門雇用者数変化は前月比●万人増加しました」のような経済指標結果を伝えるニュースがほとんどです。

為替市場に関連する発生したニュースが主なので、相場予測や見通しに役立てられる内容は少ないと思います。でも、マーケットニュースの大きな意味は為替市場の情報をほぼリアルタイムで得られることです。

上で述べたように、為替情報をチェックしておいたほうが良い大きな理由はリスク回避です。相場の急変を察知するためには、1つのニュースを深掘りするよりも浅く広く全体像を捉えることのほうが重要だと考えます。急変する材料となりそうな指標やニュースを素早く入手するためにマーケットニュースが適しています。

日々読むようにしていると、よく目にするなあといった感じで、その時々の注目されている材料は自然と接触する頻度が高くなります。最近中国関連のニュースが良く流れているなとか、米国の金利動向について目にすることが多いなとか。そうなると、中国の経済指標は注意しておこう、次のFOMCの日程を確認しておこうとできるわけです。

流し読み程度でも構わないと思うので、マーケットニュースは日々チェックするようにしましょう。

どの情報までおさえておいたほうが良いのか

それでは、テクニカル分析でトレードしている人が、ファンダメンタルをどこまでおさえておけば良いのでしょうか。可能なかぎり見ておければというところですが、線引は難しいですね。

個人的には、その時々の為替を動かすニュースとなっているファンダメンタル要因は大まかにでも把握しておいたほうが良いと思います。また、取引している通貨ペアに関連する情報も把握しておくべきだと思います。

トレード中の通貨ペアに関する情報を把握する

クロス円は日本の経済状況や金融政策、世界経済の動向で動いていることが多いですが、それでも個別の国の状況も把握しておいたほうが良いでしょう。

例えば、豪ドル円のポジションを保有しているのであれば、オーストラリア(豪州)の経済指標や金融政策動向は知っておく必要があります。

さらに、基礎情報というかその国の性格のようなものも覚えておいたほうが良いです。オーストラリアだったら、資源国通貨なので商品市況の影響を受けるとか、中国の経済動向の影響を他に比べて大きく受けているとか。そうなると、商品価格の動向や注目度の高い中国の経済指標のスケジュールなんかもチェックしておいたほうが良いですね。

こういったマーケットの動向や指標予定は、時々刻々と流れていくマーケットニュースではなく、指標カレンダーやFX各社が発行しているコラム、レポートが適しています。マーケットニュースでも指標予定は流れてきますが、基本当日のスケジュールなので、事前にチェックするには向いていません。

為替のコラムやレポートは、FXプライム byGMOセントラル短資FXが内容が充実しているのでおすすめです。

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